高気密高断熱住宅は暖房がいらない?暖房は必要なのか解説します!
2023/02/09
高気密高断熱住宅は、気密性や断熱性に優れており、冬でもあたたかいという特徴がある住宅です。
そのため、暖房がいらないのではないかと考える方も一定数いらっしゃいます。
今回の記事では、高気密高断熱住宅では暖房がいらないのかどうか解説します。
ぜひ参考にしてください。
□高気密高断熱住宅は暖房がいらない?
結論から言いますと、高気密高断熱住宅であっても暖房は必要です。
高気密高断熱住宅は冬でも暮らしやすい家であることは間違いありませんが、どんな寒さにも耐えられるわけではないので注意しましょう。
暖房を選ぶ際には、エネルギー消費量が少なくて光熱費を低く抑えられるものを選ぶことを意識してください。
おすすめする暖房器具はエアコンで、他の器具に比べて消費エネルギーや光熱費を節約できることがその理由です。
□高気密高断熱住宅のメリットとデメリットとは?
ここでは、高気密高断熱住宅のメリットとデメリットを紹介します。
*メリット
1つ目は、1年を通して快適に生活できることです。
外の暑さや寒さなどの影響を受けにくく冷暖房を効率良く使用できるため、夏は涼しく冬はあたたかい家になります。
季節に関わらず快適に生活できるのは魅力的でしょう。
2つ目は、結露しにくいことです。
断熱性が高い住宅では、換気がきちんと行われていれば結露が発生する可能性は低くなります。
結露が発生すると、それが原因でカビが生えることもありますが、高断熱住宅であれば安心して生活できます。
3つ目は、防音効果が高いことです。
高気密高断熱住宅は防音性能も優れています。
そのため、小さなお子様がいらっしゃるご家庭や、ペットを飼育しているご家庭におすすめです。
*デメリット
1つ目は、使える暖房器具に制限があることです。
例えば石油ストーブは、一酸化炭素が発生する可能性があるため使用できないことが多いでしょう。
高気密高断熱住宅では、エアコンや床暖房といった暖房器具を使用することが一般的です。
2つ目は、乾燥しすぎる場合があることです。
空気が乾燥しすぎてしまうことがあるので注意しましょう。
そういった場合には、洗濯物を室内干ししたり加湿器を設置したりすることがおすすめです。
□まとめ
今回は、高気密高断熱住宅では暖房が必要なのか解説しました。
1年を通して過ごしやすい住宅ですが、暖房は欠かせません。
紹介したメリットやデメリットを参考にしながら、実際にどのような設備を採用していくか検討すると良いでしょう。