子育てに最適な家の広さとは?子育てしやすい間取りの選び方も合わせてご紹介!
2023/12/16
現代の家族構成は多様化し、価値観も大きく変化しています。
特に子育て中の家庭では限られた空間を最大限活用し、子どもの成長に合わせた柔軟な住環境を求める声が高まっています。
この記事では、子育て家庭が抱えるスペースの問題を解決するために、子育てに最適な家の広さや子育てしやすい間取りの選び方についてご紹介します。
□子育てに最適な家の広さとは?
子育てをする上で、家の広さは非常に重要ですが、どのくらいの広さが理想的なのでしょうか。
1:小さい子どもがいる家庭の最低限の広さ
国土交通省の基準によると、子どもが小さいうちは35〜40平方メートルが必要最低限の広さとされています。
ただし、これはあくまで目安であり、家族のライフスタイルの変化に応じた広さの検討が必要です。
中学生以上になると、プライバシーの確保のために個室を設けることも考慮に入れるべきでしょう。
2:理想的な広さの目安
国土交通省はより豊かな住生活を目指す場合、3人家族で都市居住型は65〜75平方メートル、一般型は87.5〜100平方メートルが適切としています。
都市部のマンションに住む場合は都市居住型が参考になります。
このゆとりある広さなら、リビングや子ども部屋、趣味のスペースを確保できます。
3:家族4人以上の場合の広さ
家族4人以上では都市居住型で85〜95平方メートル、一般型で112.5〜125平方メートルが良いとされていますが、70平方メートル以上にこだわり過ぎると物件価格が高くなり、家計に負担がかかることも。
実際には60平方メートル台でも、間取りやリノベーションにより広く感じることがあります。
□子育てしやすい間取りの選び方とは?
子育てを快適にするためには、間取りの工夫も重要です。
以下のポイントを参考にしてみてください。
1:日当たりの良い間取り
日当たりが良い家は明るく暖かな雰囲気があり、家族のコミュニケーションも活発になります。
ただし、強い西日は家具や床を傷めるため、遮光カーテンを利用することも大切です。
2:家事動線を考慮した間取り
キッチン周りの家事動線がスムーズだと、家事の効率も上がります。
洗濯機や洗濯物干し場が近いと、家事の負担も軽減されます。
3:水回りの配置
水回りが集中している間取りは掃除や家事がしやすく、特に小さな子どもがいる家庭には便利です。
脱衣所に洗濯機があれば、泥だらけの子どもの服もすぐに洗えます。
4:キッチンから子どもの様子が見える間取り
キッチンから子どものいる部屋が見渡せると、家事をしながらでも子どもを見えるため、安心です。
5:十分な収納スペース
家族が増えると、物も増えます。
十分な収納スペースがあれば、生活用品をすっきりと整理でき、快適な住空間を保てます。
□まとめ
子育て家庭にとって、住まいの広さや間取りは非常に重要です。
国土交通省の基準を参考にしながら、家族の成長やライフスタイルの変化に対応できる住環境を選びましょう。
理想の家を実現するためには日当たりや家事動線、水回りの配置なども考慮に入れて、子育てがしやすい間取りを選ぶことが大切です。
小櫃 政史
投稿者
皆様こんにちは。
株式会社ビーエムプランニング代表の小櫃政史です。
地域密着で注文住宅の施工を秩父市にて手掛けている私たちが大切にしているのは、「家づくりはお客様目線に立ち、お客様と一緒に行う」というモットーです。
お客様と一緒に考え、お客様の話をしっかり聞いた上で将来のことまで考えたプランをご提案しております。
さらに、住まいの寿命を迎えるまでサポートし、お付き合いすることも私たちの役目です。
私自身は宅地建物取引士・2級建築士・一級建築施工管理技士の資格を取得しております。
同業他社の工務店様の見学会に加え、その他にも施工に関する講習会や設計に関する講習会などに定期的に参加しており、お客様の住宅に新しい技術を取り込めるよう会社を挙げて取り組んでおります。
趣味はアウトドアとゴルフで、私にとって英気を養う大切な時間です。
これらの趣味を通じて、仕事とプライベートのバランスを保ち、常に前向きな姿勢で仕事に取り組んでいます。
これまでの経験と知識を活かし、お客様に最高のお住まいを提供できるよう努めてまいります。
今後とも格別のご支援とご愛好を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。