木造と鉄骨の違いを知る!それぞれの特徴とメリット・デメリットをご紹介!
2023/12/30
環境に配慮し、長期的な住宅投資を考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
耐久性とコストのバランスを考えながら、将来のリフォームや耐震性についても考慮したいと考えている方もいらっしゃるでしょう。
この記事では、木造と鉄骨造住宅の特徴を比較し、木造と鉄骨の違いや木造住宅と鉄骨造住宅のそれぞれのメリット・デメリットについて紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
□木造と鉄骨の違いとは?それぞれの特徴をご紹介
木造住宅は日本の伝統的な工法である木造軸組工法やツーバイフォー工法で構築されます。
これらは高温多湿な日本の気候に適しており、柱や壁など構造体の大部分が木材でつくられています。
一方、鉄骨造住宅は重量鉄骨と軽量鉄骨を利用したブレース工法やラーメン工法が特徴です。
これらは開放感のある間取りや高い耐火性を実現し、一定の品質を保てます。
1:木造住宅の工法
木造軸組工法は柱と梁で骨組みを作り、筋違いや合板で組み上げる方法です。
窓の開放部分をとりやすく、設計の自由度が高いです。
木造壁式工法(ツーバイフォー工法)は、2インチ×4インチのパネル状木材を組み立てる方法で、面で建物を支えます。
2:鉄骨造住宅の工法
軽量鉄骨ブレース工法は軽量鉄骨で骨組みを作り、対角線で補強する工法です。
重量鉄骨ラーメン工法はボルトで連結した部分を溶接して連結する方法で、枠の内側を自由に設計できます。
□木造住宅と鉄骨造住宅のそれぞれのメリット・デメリット
木造住宅は調湿性や断熱性に優れ、自然素材の温もりを感じさせますが、耐震性や耐用年数は鉄骨造住宅に劣る場合があります。
鉄骨造住宅は開放的な間取りと高い耐火性を実現しつつ、建築コストや断熱対策に配慮が必要です。
1:木造住宅のメリット・デメリット
夏は涼しく冬は暖かく過ごせる木造住宅。
気密性が高く、日本の気候に適しており、また、コスト面でも鉄骨造より優位性があります。
しかし、耐用年数が鉄骨造りに比べ短く、職人の技術による品質のばらつきがあります。
2:鉄骨造住宅のメリット・デメリット
開放感のある間取りや一定の品質保持が可能で、火災保険料も安い傾向にあります。
しかし、建築コストが高く、断熱対策が必須です。
地盤が弱い場合は地盤強化が必要です。
□まとめ
木造と鉄骨造住宅には、それぞれ異なる特徴とメリット・デメリットがあります。
家族のライフスタイルや長期的な視点での住宅選びにおいて、これらの情報を参考にしてみてください。
自然素材の温もりを感じる木造住宅か、開放感と耐火性を重視する鉄骨造住宅か、最適な選択をすることが大切です。
小櫃 政史
投稿者
皆様こんにちは。
株式会社ビーエムプランニング代表の小櫃政史です。
地域密着で注文住宅の施工を秩父市にて手掛けている私たちが大切にしているのは、「家づくりはお客様目線に立ち、お客様と一緒に行う」というモットーです。
お客様と一緒に考え、お客様の話をしっかり聞いた上で将来のことまで考えたプランをご提案しております。
さらに、住まいの寿命を迎えるまでサポートし、お付き合いすることも私たちの役目です。
私自身は宅地建物取引士・2級建築士・一級建築施工管理技士の資格を取得しております。
同業他社の工務店様の見学会に加え、その他にも施工に関する講習会や設計に関する講習会などに定期的に参加しており、お客様の住宅に新しい技術を取り込めるよう会社を挙げて取り組んでおります。
趣味はアウトドアとゴルフで、私にとって英気を養う大切な時間です。
これらの趣味を通じて、仕事とプライベートのバランスを保ち、常に前向きな姿勢で仕事に取り組んでいます。
これまでの経験と知識を活かし、お客様に最高のお住まいを提供できるよう努めてまいります。
今後とも格別のご支援とご愛好を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。