傾斜のある土地に家を建てるメリットと注意点!失敗しないための選び方と設計ポイント
2024/08/16
傾斜のある土地に家を建てたいと考えているけど、不安や疑問がある方も多いのではないでしょうか。
土地代が安く、眺望が良く、個性的な間取りが実現できるなど、魅力的なメリットがある一方で、地盤の強度や災害リスク、建築規制など、注意すべき点もたくさんあります。
この記事では、傾斜のある土地家を建てるメリットと注意点を詳しく解説し、失敗しないための土地選びと設計のポイントを紹介します。
□傾斜のある土地家を建てるメリット
傾斜のある土地は、平坦な土地に比べて、土地代が安く、眺望が良い、高低差を生かした個性的な間取りが実現できるなど、魅力的なメリットがあります。
1:眺望が素晴らしい
傾斜のある土地は、平坦な土地に比べて、視界が開けており、遠くの景色を眺めることができます。
山や海など、自然豊かな場所にある土地であれば、雄大なパノラマを楽しむことができるでしょう。
リビングや寝室の窓から、美しい景色を望むことができるのは、大きな魅力です。
2:土地代が安い
傾斜のある土地は、平坦な土地に比べて、開発が難しいため、土地代が安い傾向にあります。
予算を抑えたいと考えている人にとっては、大きなメリットとなります。
3:個性的な間取りを実現しやすい
傾斜のある土地は、高低差を生かした個性的な間取りを実現しやすいというメリットがあります。
例えば、スキップフロアや吹き抜けなど、平坦な土地では実現できないような空間設計が可能です。
□傾斜のある土地家を建てる際の注意点
傾斜のある土地は、地盤の強度や災害リスク、建築規制など、注意すべき点があります。
安全な家づくりを行うためには、事前にしっかりと調査や確認を行い、専門家のアドバイスを受けることが重要です。
1:地盤の強度
傾斜のある土地は、平坦な土地に比べて、地盤が弱く、地震や台風などの災害に弱い場合があります。
地盤調査を行い、地盤の強度をしっかりと確認することが重要です。
2:災害リスク
傾斜のある土地は、土砂崩れや洪水などの災害リスクが高い場合があります。
土地の場所や地形をしっかりと確認し、災害リスクを理解した上で、家づくりを進めることが大切です。
3:建築規制
傾斜のある土地は、建築規制が厳しい場合があります。
建築する前に、地域の建築基準法や条例などを確認し、必要な手続きを行う必要があります。
4:建築費用
傾斜のある土地に家を建てる場合、地盤改良や擁壁などの費用がかかり、平坦な土地に建てるよりも建築費用が高くなる傾向があります。
予算をしっかりと見積もり、余裕を持った計画を立てましょう。
□まとめ
傾斜のある土地は、眺望の良さや土地代が安いなどのメリットがある一方で、地盤の強度や災害リスク、建築規制など、注意すべき点があります。
安全で快適な住まいを建てるためには、事前にしっかりと調査や確認を行い、専門家のアドバイスを受けることが重要です。
小櫃 政史
投稿者
皆様こんにちは。
株式会社ビーエムプランニング代表の小櫃政史です。
地域密着で注文住宅の施工を秩父市にて手掛けている私たちが大切にしているのは、「家づくりはお客様目線に立ち、お客様と一緒に行う」というモットーです。
お客様と一緒に考え、お客様の話をしっかり聞いた上で将来のことまで考えたプランをご提案しております。
さらに、住まいの寿命を迎えるまでサポートし、お付き合いすることも私たちの役目です。
私自身は宅地建物取引士・2級建築士・一級建築施工管理技士の資格を取得しております。
同業他社の工務店様の見学会に加え、その他にも施工に関する講習会や設計に関する講習会などに定期的に参加しており、お客様の住宅に新しい技術を取り込めるよう会社を挙げて取り組んでおります。
趣味はアウトドアとゴルフで、私にとって英気を養う大切な時間です。
これらの趣味を通じて、仕事とプライベートのバランスを保ち、常に前向きな姿勢で仕事に取り組んでいます。
これまでの経験と知識を活かし、お客様に最高のお住まいを提供できるよう努めてまいります。
今後とも格別のご支援とご愛好を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。