注文住宅でガレージにこだわろう!押さえておくべき基本ポイント
2020/11/29
注文住宅を建てるときにガレージも設置しようと考えている方はいらっしゃいませんか。
車が好きな方や車を頻繁に使用する方はガレージを設置すると良いでしょう。
今回は、ガレージについて必要な広さや注意点を紹介します。
□必要な広さについて
駐車スペースを狭くした場合は以後何十年と我慢する必要があるため、駐車スペースの広さは大切です。
ここでは、初めに一般的な寸法を紹介し、その後に敷地面積の関係で十分に確保できないときの対処法を紹介します。
一般的な寸法は「幅2.5メートル×長さ5.0メートル 車路幅5.0メートル」と言われています。
しかし、車椅子を利用する方が家族内にいる場合や、バイクや自転車といった車以外の乗り物を置く場合はさらに広いスペースを用意しましょう。
ガレージを作るときには車の大きさや高さも考慮する必要があります。
建築時点に所有している車だけではなく、将来のことも考えましょう。
大きなワゴンタイプの車を購入する可能性があれば、そのサイズに合わせて作ると良いでしょう。
中には、購入した土地が狭くて駐車場を作れない、という方もいるでしょう。
そういった方にはビルトインガレージをおすすめします。
ビルトインガレージとは、駐車スペースを建物の一部に組み込んだガレージを指し、狭いスペースでも駐車場を確保できます。
ただし、建築基準法によって高さに制限があり、場合によっては設置できないため注意しましょう。
各用途地域によって制限が異なるため、一概には説明できません。
□注意点について
続いては、ガレージを作るときの注意点について紹介します。
それは、先ほども少し説明しましたが、将来の車の所有事情を考慮することです。
理解しやすくするために新婚夫婦を例にとって説明します。
仮に、車通勤する男性と車を滅多に使わない女性の夫婦で、軽自動車を1台持っていたとしましょう。
このときに「駐車スペースは1台で十分」と考える方がいます。
当分の間は心配いりませんが、将来的には女性が仕事を始めて車通勤になったり、子供を授かり、家族が増えたりすることが考えられます。
その場合、車を買い換える、もしくは購入する必要があります。
駐車場やガレージは家のスペースとの兼ね合いで作るため、駐車スペースの拡大は容易ではありません。
買い換える可能性のある車の大きさや台数の増加などを考慮に入れて設計しましょう。
□まとめ
今回は、ガレージについて紹介しました。
駐車するときに必要なスペースがわかったと思います。
ガレージを作った後に広くするのは難しいため、現在の車のことだけでなく、将来の車のことも考えてガレージを作りましょう。
小櫃 政史
投稿者
皆様こんにちは。
株式会社ビーエムプランニング代表の小櫃政史です。
地域密着で注文住宅の施工を秩父市にて手掛けている私たちが大切にしているのは、「家づくりはお客様目線に立ち、お客様と一緒に行う」というモットーです。
お客様と一緒に考え、お客様の話をしっかり聞いた上で将来のことまで考えたプランをご提案しております。
さらに、住まいの寿命を迎えるまでサポートし、お付き合いすることも私たちの役目です。
私自身は宅地建物取引士・2級建築士・一級建築施工管理技士の資格を取得しております。
同業他社の工務店様の見学会に加え、その他にも施工に関する講習会や設計に関する講習会などに定期的に参加しており、お客様の住宅に新しい技術を取り込めるよう会社を挙げて取り組んでおります。
趣味はアウトドアとゴルフで、私にとって英気を養う大切な時間です。
これらの趣味を通じて、仕事とプライベートのバランスを保ち、常に前向きな姿勢で仕事に取り組んでいます。
これまでの経験と知識を活かし、お客様に最高のお住まいを提供できるよう努めてまいります。
今後とも格別のご支援とご愛好を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。