注文住宅における土地探しの注意点とは?チェックすべきポイントも解説!
2020/11/25
注文住宅を建てるときに行うのが土地探しです。
土地探しには馴染みがなく、何に注意して進めたら良いかわからない方が多いでしょう。
そこで今回は、土地探しのポイントと注意点について紹介します。
□ポイントについて
ここでは土地探しのチェックポイントを3つ紹介します。
*周辺環境について
周辺環境は土地探しにおいて大事です。
最寄り駅や駅からの距離、病院、スーパー、学校の有無などを確認しましょう。
現在の状態だけでなく、将来建築される予定の建物についてもチェックすると良いでしょう。
実際に足を運んでみることをおすすめします。
*地盤や地質について
日本は地震が多いため、地盤や地質の確認も大切です。
過去に地盤沈下や液状化が起きている場合、再び起こる可能性があります。
また、水はけの良さや周りの川の有無も調べ、自然災害が起きても水関連の事故が起こらないか確認しましょう。
*日当たりや風通しについて
日当たりや風通しは普段の生活をする上で大事です。
隣の建物の大きさや距離をチェックすると良いでしょう。
また、購入予定の土地の周りに空きがある場合、そこに建物が建てられる可能性も考慮しましょう。
□注意点について
続いては土地探しを行う上での注意点を紹介します。
購入前にこれらを確認することで後悔する可能性が減るでしょう。
まずは、図面だけで判断しないことです。
土地の場合はその形状が記載されていますが、大まかな形状と道路との接道部分がわかるように記載されているだけの場合が多いです。
間口と奥行きの比率が実際のものと大きくかけ離れているケースもあります。
実際に現場を見てから決めましょう。
続いては、用途地域の確認です。
市街化区域内には用途地域が定められており、その地域ごとに建物に制限がかかっています。
第一種または第二種中高層住居専用地域内の土地を購入する場合、周辺に高い建物が建てられる可能性が高いです。
そのため、用途地域を調べ、自分に合うのか確認しましょう。
最後は、その他の制限の確認です。
敷地に対する建築面積の割合を示す建ぺい率や、敷地に対する延べ床面積の割合を示す容積率には注意しましょう。
これらに適していない場合、その土地に建物が建てられません。
また、建ぺい率や容積率は広告に書かれていますが、高さ制限や日陰規制などは書かれていない場合が多いです。
これらの制限も購入前に確認しましょう。
□まとめ
今回は土地探しのポイントと注意点について紹介しました。
馴染みのない土地探しですが、そのポイントがわかったと思います。
全ての条件を満たす土地を探すのは難しいため、自分の中で優先順位をつけてから探すと良いでしょう。
小櫃 政史
投稿者
皆様こんにちは。
株式会社ビーエムプランニング代表の小櫃政史です。
地域密着で注文住宅の施工を秩父市にて手掛けている私たちが大切にしているのは、「家づくりはお客様目線に立ち、お客様と一緒に行う」というモットーです。
お客様と一緒に考え、お客様の話をしっかり聞いた上で将来のことまで考えたプランをご提案しております。
さらに、住まいの寿命を迎えるまでサポートし、お付き合いすることも私たちの役目です。
私自身は宅地建物取引士・2級建築士・一級建築施工管理技士の資格を取得しております。
同業他社の工務店様の見学会に加え、その他にも施工に関する講習会や設計に関する講習会などに定期的に参加しており、お客様の住宅に新しい技術を取り込めるよう会社を挙げて取り組んでおります。
趣味はアウトドアとゴルフで、私にとって英気を養う大切な時間です。
これらの趣味を通じて、仕事とプライベートのバランスを保ち、常に前向きな姿勢で仕事に取り組んでいます。
これまでの経験と知識を活かし、お客様に最高のお住まいを提供できるよう努めてまいります。
今後とも格別のご支援とご愛好を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。