注文住宅を検討中の方へ耐震性のある間取りについて解説します!
2021/05/06
地震大国の日本において、地震に強い住宅をもつことはとても重要なことです。
そこで意識するべきなのが、耐震性のある間取りにすることです。
しかし、耐震性の高い間取りなんて素人にはなかなか分からないですよね。
そこで今回の記事では、注文住宅を検討中の方に向けて耐震性のある間取りについて解説します。
□耐震性のある間取りについて
家の構造を工夫して、耐震性を高くする場合がよくあることだと思います。
しかし、実は間取りによっても耐震性は変わってきます。
ここでは、耐震性の高くなる間取りをいくつか紹介します。
1つ目は、平屋にすることです。
地震が起きたときに、より揺れを感じるのは上の階です。
そのため、地震によるリスクを考慮すると、平屋のほうが被害を少なくできる可能性があります。
しかし、ただ平屋にするだけでは耐震性は高くならないので、揺れに強い構造にしたり、強度のある土地を選んだりするようにしましょう。
2つ目は、耐力壁の多い間取りにすることです。
耐力壁とは、地震の揺れに耐えられる構造の壁のことで、この壁が多いほど地震に強いとされています。
ただし、単に多く使用するだけでは効果が薄いので、バランスよく耐力壁を配置することが重要です。
3つ目は、正方形に近い間取りにすることです。
土地の問題や日当たりを考慮すると、長方形の住宅が多いことと思います。
しかし、耐震性の側面からみると、長方形よりも正方形のほうが地震の揺れに強いです。
□耐震性のある家の注意点について
ここでは、耐震性のある家を建てる際の注意点について紹介します。
まず、間取りによって住宅の耐震等級に影響が出る可能性があることです。
耐震等級とは、住宅の耐震性能を評価したもので1から3まであります。
耐震等級の高い住宅を建てる際、希望する間取りによっては耐震等級に影響が出る場合があります。
どのような間取りにすれば耐震等級に影響が出るのか、確認しておくようにしましょう。
次に、地盤の強度です。
地震対策でいくら構造や間取りを工夫しても、地盤が弱いとすぐに倒壊してしまう恐れがあります。
土地の強度と住宅の耐震性には密接な関係があるので、地盤については調べてもらうようにしてください。
□まとめ
今回は耐震性のある間取りについてと耐震性のある家の注意点について紹介しました。
地震に強い家にするためにも、構造はもちろんですが、間取りについても工夫してみてください。
地震はいつ発生するか分かりませんから、対策は早めにしておくようにしましょう。
ご不明な点がございましたら当社までご連絡ください。
小櫃 政史
投稿者
皆様こんにちは。
株式会社ビーエムプランニング代表の小櫃政史です。
地域密着で注文住宅の施工を秩父市にて手掛けている私たちが大切にしているのは、「家づくりはお客様目線に立ち、お客様と一緒に行う」というモットーです。
お客様と一緒に考え、お客様の話をしっかり聞いた上で将来のことまで考えたプランをご提案しております。
さらに、住まいの寿命を迎えるまでサポートし、お付き合いすることも私たちの役目です。
私自身は宅地建物取引士・2級建築士・一級建築施工管理技士の資格を取得しております。
同業他社の工務店様の見学会に加え、その他にも施工に関する講習会や設計に関する講習会などに定期的に参加しており、お客様の住宅に新しい技術を取り込めるよう会社を挙げて取り組んでおります。
趣味はアウトドアとゴルフで、私にとって英気を養う大切な時間です。
これらの趣味を通じて、仕事とプライベートのバランスを保ち、常に前向きな姿勢で仕事に取り組んでいます。
これまでの経験と知識を活かし、お客様に最高のお住まいを提供できるよう努めてまいります。
今後とも格別のご支援とご愛好を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。