注文住宅にかかる付帯工事費について詳しく解説します!
2021/06/27
注文住宅にかかる付帯工事費をご存知ですか?
住宅を建設する際には、住宅本体の工事費のほかにも、さまざまな費用が必要です。
今回は、注文住宅にかかる付帯工事費と予算の組み方について詳しく解説します。
□住宅建設にかかる費用
住宅の建設には多くの費用がかかります。
その内訳の2割を占めるのが、付帯工事費です。
ここでは、あまり知られてない付帯工事費について解説します。
*付帯工事費の種類
付帯工事費とは、住宅本体の建設以外の場面で必要になる費用のことです。
付帯工事費として下記の5種類の費用が挙げられます。
1つ目は、解体工事関連費用です。
これは、住宅の解体、解体の際に使用する防音シート、植木や塀の処分にかかる費用です。
2つ目は、造成工事費用です。
これは、盛り土の側面が崩れ落ちるのを防ぐための擁壁(ようへき)を設けることや整地をすることにかかる費用です。
3つ目は、基礎補強工事関連費用です。
これは、住宅を建てる地盤が弱いと判断された場合に行う、地盤改良工事や固い地盤に到達するまで杭を打つ工事にかかる費用です。
4つ目は、インテリア・電設工事関連費用です。
インテリア面では、新居で利用する家具やカーテン、カーテンレールを新調する際にかかる費用を指します。
電設面では、エアコンの取り付けや照明を含む電気系統工事の際にかかる費用を指します。
5つ目は、エクステリア工事関連費用です。
これは、住宅の入り口の門や門灯、車用のガレージの工事や庭をつくる際にかかる費用です。
以上、5つの項目が付帯工事費用に含まれます。
予算は、住宅本体の工事費用と付帯工事費用にバランスよく配分するようにしましょう。
□予算を決定する際に気をつけるべきこと
注文住宅を建設する際に注意が必要なことがあります。
それは「予算の組み方」です。
予算を組むときは、住宅本体の工事費、付帯工事費、引っ越し費用、生活費をバランスよく配分することが重要です。
本体の工事費や付帯工事費に多くの予算を多く組み込んでしまうと、万が一家族が病気や事故にあった場合、お金のやりくりが苦しくなる事態に陥る恐れがあります。
引っ越し費用や生活費も、万が一に備えて余裕を持って手元に残しておくことをおすすめします。
住宅ローンを借り入れる際は、返済額が年収の25%以内であれば、生活への負担が少なく、安定した返済が可能とされているので、参考にしましょう。
□まとめ
住宅建設にかかる費用と予算の組み方について解説しました。
注文住宅をご検討の方は今回ご紹介したことを参考にしていただければ幸いです。
注文住宅の費用や予算の組み方のご相談も、お客様に寄り添ってフォローさせていただきますので、安心してお尋ねください。
小櫃 政史
投稿者
皆様こんにちは。
株式会社ビーエムプランニング代表の小櫃政史です。
地域密着で注文住宅の施工を秩父市にて手掛けている私たちが大切にしているのは、「家づくりはお客様目線に立ち、お客様と一緒に行う」というモットーです。
お客様と一緒に考え、お客様の話をしっかり聞いた上で将来のことまで考えたプランをご提案しております。
さらに、住まいの寿命を迎えるまでサポートし、お付き合いすることも私たちの役目です。
私自身は宅地建物取引士・2級建築士・一級建築施工管理技士の資格を取得しております。
同業他社の工務店様の見学会に加え、その他にも施工に関する講習会や設計に関する講習会などに定期的に参加しており、お客様の住宅に新しい技術を取り込めるよう会社を挙げて取り組んでおります。
趣味はアウトドアとゴルフで、私にとって英気を養う大切な時間です。
これらの趣味を通じて、仕事とプライベートのバランスを保ち、常に前向きな姿勢で仕事に取り組んでいます。
これまでの経験と知識を活かし、お客様に最高のお住まいを提供できるよう努めてまいります。
今後とも格別のご支援とご愛好を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。