注文住宅に和室を設けませんか?詳しく解説します
2021/07/01
最近は洋風の住まいも増え、和室は必要ないと考える方も多いでしょう。
しかし、和室にはさまざまなメリットがあります。
そこで今回は、注文住宅に和室を設けるメリットと設ける際のポイントについて詳しく解説します。
注文住宅の間取りでお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
□注文住宅に和室を設けるとどんなメリットがあるの?
和室にはどのようなメリットがあるのか、具体的に見ていきましょう。
和室の畳に使われているい草には、自然素材ならではの香りがあり、リラックス効果をもたらします。
また、い草には湿度を調整する効果もあり、高温多湿な日本では昔から愛用されてきました。
お部屋の空気を常に良い状態に保つため、お子さんやペットがいるご家族も、快適に過ごせるでしょう。
気軽に寝転んでくつろげるのも和室のメリットの1つです。
「疲れたから横になりたい」と思っても、フローリングでは少し躊躇(ちゅうちょ)しますよね。
しかし、畳の和室ならすぐ横になれますし、お昼寝や就寝スペースとしても活用できるでしょう。
また、フローリングのように硬くないため、身体への負担も気にする必要がなく、小さなお子さんも安心して遊べます。
畳は断熱性が高いため、日本の寒い冬でも足元が冷たいと感じることが少ないです。
フローリングに比べて床からの底冷えを和らげてくれます。
また、和室の障子は、カーテンより気密性が高く、窓から来る寒い空気の侵入を防いでくれるでしょう。
今回紹介したこと以外にも、来客時に客間として使えるなどのメリットがあります。
□注文住宅に和室を設ける際のポイント
ここからは注文住宅に和室を設ける際のポイントをご紹介します。
まずは、和室の広さに注意しましょう。
開放的な和室にするためには、小上がり和室では4.5畳、独立した和室では6畳が理想的です。
ドアを半透明のものにする、または障子を使うとお部屋が広く感じられ、より開放感がアップするでしょう。
和室は寝室や宿泊場所として使えるため、布団を収納できる押入れがあると便利です。
また、和室をお子さんの遊び場にする場合は、おもちゃや衣服をしまえる収納スペースがあるとさらに良いですよね。
和室にはさまざまなモノを収納できるスペースを確保し、家の中を行き来する機会を減らしましょう。
洋風の家に1つだけ和室があると、統一感がなくなると不安の方もいるでしょう。
しかし最近では、モダンデザインに適したテイストの和室を作れます。
照明や壁紙を他のお部屋に合わせて選ぶことで、家全体の雰囲気を統一できますね。
□まとめ
今回は、注文住宅をお考えの方に向けて、和室の良さをご紹介しました。
さまざまな目的に使える和室を設けて、居心地の良い住まいを実現しましょう。
注文住宅に関してご不明な点がございましたら、当社までご連絡ください。