変動金利と固定金利の違いとは?ローンを選ぶ際のポイントもご紹介します!
2023/08/09
住宅ローンを選ぶ際に、「金利」に関する情報を耳にすることがありますが、住宅ローンにどのような影響を及ぼすのか、分かりにくいものです。
実際のところ、住宅ローンにおける「金利」は、ローンの返済額に大きな影響を及ぼしています。
今回は、金利の種類による違いと、住宅ローンの金利選択において重要なポイントについて、ご紹介します。
□変動金利と固定金利の違い
*変動金利
金利の変動に合わせて、ローンの返済額も増減するプランです。
低金利が維持されている近年において主要な返済プランではありますが、経済の動向によって金利が上がり、返済額が増加してしまう恐れもあります。
申込時に返済額が確定しないため、長期的な金利動向を加味して判断することが重要です。
*全期間固定金利
長期的にも金利が固定され、申込時のローン返済額から変わることなく返済を進められます。
将来の金利変動が予測しにくい場合に、活用したいプランです。
一方で、変動金利のプランに比べて初期の金利設定が高いため、結果的に変動金利よりも返済額が多くなってしまう場合もあります。
*固定金利期間選択型
申込時に設定した期間で金利が固定される、家族の経済状況に合わせやすいプランです。
しかし、一定期間金利が上昇するリスクを抑えられる一方で、固定期間の終了後に金利が大幅に上昇すると、結局は負担額が多くなってしまう恐れがあります。
□お得な住宅ローンの金利の選び方
上記の金利の特徴から、変動金利と固定金利の双方にメリットとデメリットが存在し、買主の長期的な経済状況によって、最適な金利プランは異なります。
特に変動金利や固定金利期間選択型においては、長期的な金利と返済額の変化が読めないため、プランの選択を非常に難しく感じてしまうところです。
ここでは、返済プラン選択のヒントとして、金利変動のメカニズムを紹介します。
市場における変動金利は、半年ごとに見直されています。
そのため、返済額の変動を見るために金利を確認する場合、1年に2回の頻度で変動金利の情報を得られれば良いのです。
ふとした時に、連続して金利が上昇し、返済額が上昇する恐れはありません。
また、「5年ルール」と「125%ルール」という仕組みによって、返済額が急激に増加するリスクが抑えられるため、上記2つのルールについても確認しておきましょう。
□まとめ
今回は、変動金利と固定金利の違い、及び金利を考慮した住宅ローンの選び方についてご紹介しました。
それぞれの金利に長短があるため、自分たちの返済計画に沿った金利を選ぶことが大切です。
今回ご紹介した、変動金利の仕組みについても加味して、最適な住宅ローン金利を選択しましょう。
小櫃 政史
投稿者
皆様こんにちは。
株式会社ビーエムプランニング代表の小櫃政史です。
地域密着で注文住宅の施工を秩父市にて手掛けている私たちが大切にしているのは、「家づくりはお客様目線に立ち、お客様と一緒に行う」というモットーです。
お客様と一緒に考え、お客様の話をしっかり聞いた上で将来のことまで考えたプランをご提案しております。
さらに、住まいの寿命を迎えるまでサポートし、お付き合いすることも私たちの役目です。
私自身は宅地建物取引士・2級建築士・一級建築施工管理技士の資格を取得しております。
同業他社の工務店様の見学会に加え、その他にも施工に関する講習会や設計に関する講習会などに定期的に参加しており、お客様の住宅に新しい技術を取り込めるよう会社を挙げて取り組んでおります。
趣味はアウトドアとゴルフで、私にとって英気を養う大切な時間です。
これらの趣味を通じて、仕事とプライベートのバランスを保ち、常に前向きな姿勢で仕事に取り組んでいます。
これまでの経験と知識を活かし、お客様に最高のお住まいを提供できるよう努めてまいります。
今後とも格別のご支援とご愛好を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。