新築住宅で日当たりが悪い?失敗例や対応策についてご紹介します!
2023/08/16
新たに家を建てる際に、適切な日当たりを重視したい方も多いのではないでしょうか。
家を建てても日当たりが悪いと、生活者の気分も下がってしまうものです。
そこで今回は、新築住宅における日当たりの失敗例と対応策についてご紹介します。
□新築住宅で見られる失敗
*窓の大きさが活かされない
日当たりを良くするために窓のサイズを大きくする方も多いですが、上手くいかないケースもあります。
例えば、近隣の住宅との距離が非常に近ければ、窓を大きくしても日光があまり入り込みません。
窓のサイズだけでなく、窓を設置する方角や、近隣の状況も考慮することが大切です。
*想定よりも物件の日当たりが悪い
物件の下見に訪れた際に、事前のイメージと比べて日当たりが良くない場合も考えられます。
サイトにある物件の写真が、昼の時間帯や夏の時期に撮影されているケースです。
物件が引き渡された後に気づいてしまうことにならないよう、下見の段階で近隣の住民に聞き取りを行い、実際の日当たりについて情報を集めておく必要があります。
*日光が当たりすぎる恐れも
日光が屋内に入り込みすぎることによって、快適な住空間が損なわれる恐れもあります。
例えば、窓を設置した方角によっては、寝室に光が多く入り込み、眠りが阻害されるケースです。
窓の設置は、実際の生活イメージを浮かべながら考えることが重要です。
□日当たりの改善策
実際に日当たりに失敗した場合は、改修費用の関係上、対応の取り方にも悩むところです。
ここでは、悪い日当たりの改善方法についてご紹介します。
・室内のインテリアを変更する
日当たりが弱すぎる場合には、室内の色合いを変えることで改善できる可能性があります。
特に白といった、明るい属性の色合いを持つ壁紙やインテリアを採用すれば、色が日光を反射するため、日当たりの悪い室内でも明るく見えるのです。
・住空間そのものを変更する
改修工事やインテリア購入の費用を工面しにくい場合には、居住者の生活様式そのものを変えることも考えられます。
例えば、日当たりが悪い部屋を寝室として使用し、一方で日当たりの良い部屋をリビングにするといった変更方法が挙げられます。
・改修工事
住宅そのものの構造を変更したい場合には、改修工事が必要です。
天井付近に窓を設置したり吹き抜けを新たに設けたりするなど、費用はかかりますが、日当たりが大幅に改善されます。
□まとめ
今回は、注文住宅における日当たりの失敗例と、具体的な改善策についてご紹介しました。
施行前であれば、実際の下見を通して、しっかりと物件の日当たり具合を確認することが重要です。
居住後に日当たりの悪さが判明したら、費用面も考慮しながら、最適な改善策を実践するようにしましょう。
小櫃 政史
投稿者
皆様こんにちは。
株式会社ビーエムプランニング代表の小櫃政史です。
地域密着で注文住宅の施工を秩父市にて手掛けている私たちが大切にしているのは、「家づくりはお客様目線に立ち、お客様と一緒に行う」というモットーです。
お客様と一緒に考え、お客様の話をしっかり聞いた上で将来のことまで考えたプランをご提案しております。
さらに、住まいの寿命を迎えるまでサポートし、お付き合いすることも私たちの役目です。
私自身は宅地建物取引士・2級建築士・一級建築施工管理技士の資格を取得しております。
同業他社の工務店様の見学会に加え、その他にも施工に関する講習会や設計に関する講習会などに定期的に参加しており、お客様の住宅に新しい技術を取り込めるよう会社を挙げて取り組んでおります。
趣味はアウトドアとゴルフで、私にとって英気を養う大切な時間です。
これらの趣味を通じて、仕事とプライベートのバランスを保ち、常に前向きな姿勢で仕事に取り組んでいます。
これまでの経験と知識を活かし、お客様に最高のお住まいを提供できるよう努めてまいります。
今後とも格別のご支援とご愛好を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。