吹き抜けのある家は音が響く?防音対策について解説します!

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吹き抜けのある家は音が響く?防音対策について解説します!

吹き抜けのある家は音が響く?防音対策について解説します!

2023/09/09

「吹き抜けのある家を建てたいけど、部屋同士で音が響いてしまうかもしれない」
「吹き抜けを導入したが、リビングからの生活音が気になる」
吹き抜けのあるマイホームを検討する中で、このようにお悩みの方も多いかもしれません。
実は、吹き抜けの設置によって懸念される音については一定の対策が可能です。
今回は、吹き抜けのある家における防音対策についてご紹介します。

□吹き抜けのある家で音が気になる場合の対策とは?

音を吸収する壁が存在しないと、屋内の音が伝わりやすくなります。
吹き抜けのある家では音が遮断されることもないため、遠い部屋同士でも音が響いてしまうのです。
吹き抜けのある家において必須となる音対策ですが、家を建てる前と後で行うべき対策は異なります。

*家を建てる前の対策

具体的には、吹き抜けのある家を設計する段階でとられる対策です。
開放感を求める意味ではメリットのある吹き抜けですが、同時に生じうる問題をきちんと考慮して設計しなければなりません。

例えば、他の部屋から伝わる音が気になる部屋に対して防音設備を施すことが考えられます。
吹き抜けのある家においては、1階リビングでの話し声が意外にも2階奥の部屋にしっかりと伝わってしまう可能性があります。
部屋の用途も考えて外からの声が伝わることを避けたい場合は、部屋自体に防音機能を備えさせましょう。
部屋の壁に貼り付ける石膏ボードの枚数を他の部屋の2倍にすることで、外からの音も伝わりにくくなります。

*家を建てた後の対策

すでに吹き抜けのある家に住んでいる場合は、部屋同士で音が伝わる生活に慣れることも大切です。
一緒に生活する家族同士で、隣の部屋からの音が伝わりやすい点をきちんと共有しておきましょう。
家族全員が認識した上で、日頃の生活において生活音が大きくなりすぎないようにお互いが配慮することも重要です。

□対策として防音ドアを設置することのメリット

吹き抜けのある家を設計予定、もしくはすでに吹き抜けのある家に住んでいる場合に有効な対策の1つとして、防音ドアを設置することが考えられます。
防音ドアの設置は、吹き抜けのある家の生活に以下のメリットをもたらします。

1.他の部屋から発生する音を吸収する
防音ドアが設置されている部屋においては、外からの音があまり伝わりません。
仕事部屋や寝室など静かに過ごしたい部屋については、積極的に導入を検討しても良いかもしれません。

2.設置部屋自体の音を外に伝えない
防音ドアの設置によって、部屋自体で発生する音が外に伝わりにくくなります。
音が発生しやすい部屋にのみ防音ドアを設置することで、部屋同士で音が伝わる問題にも対処できます。

□まとめ

吹き抜けのある家は生活に開放感をもたらす一方で、音を吸収する壁が存在しないために音に関する問題を抱えやすいものです。
設計段階であれば壁の防音機能の強化、すでに家が完成している場合は家族間で認識を共有する形で対策できます。
また、開放感を重視するためにドア自体の数が少ない家においては、防音ドアを設置できる点もおさえておきましょう。
当社は、お客様が自由に設計できる家づくりのサービスを進めておりますので、吹き抜けのある家についてご検討の方はぜひご相談ください。

小櫃 政史
投稿者

皆様こんにちは。
株式会社ビーエムプランニング代表の小櫃政史です。
地域密着で注文住宅の施工を秩父市にて手掛けている私たちが大切にしているのは、「家づくりはお客様目線に立ち、お客様と一緒に行う」というモットーです。
お客様と一緒に考え、お客様の話をしっかり聞いた上で将来のことまで考えたプランをご提案しております。
さらに、住まいの寿命を迎えるまでサポートし、お付き合いすることも私たちの役目です。

私自身は宅地建物取引士・2級建築士・一級建築施工管理技士の資格を取得しております。
同業他社の工務店様の見学会に加え、その他にも施工に関する講習会や設計に関する講習会などに定期的に参加しており、お客様の住宅に新しい技術を取り込めるよう会社を挙げて取り組んでおります。

趣味はアウトドアとゴルフで、私にとって英気を養う大切な時間です。
これらの趣味を通じて、仕事とプライベートのバランスを保ち、常に前向きな姿勢で仕事に取り組んでいます。

これまでの経験と知識を活かし、お客様に最高のお住まいを提供できるよう努めてまいります。
今後とも格別のご支援とご愛好を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

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