渡り廊下のある家とない家のメリットをそれぞれ解説します!
2023/11/30
注文住宅を検討中の方の中で、渡り廊下の有無について悩んでいる人はいらっしゃるのではないでしょか。
廊下のある家と廊下のない家、どちらが良いのかは一概には言えません。
そこで、廊下のある家と廊下のない家それぞれのメリットをご紹介します。
ぜひ参考にして、自分自身のライフスタイルに合った住まいを見つけてください。
◻︎渡り廊下のある家の魅力とは?
渡り廊下のある家にはどのようなメリットがあるのでしょうか。
以下で確認していきましょう。
*音の遮断効果
廊下を有する家の最大の特長は、部屋間の音の遮断です。
壁と壁の間に空間が生まれることで、生活音が各部屋に漏れにくくなります。
テレビや音楽、または子どもたちの賑やかな声も、この空間が吸収してくれます。
廊下があると、家族それぞれのプライバシーが保たれ、心地よい生活が送れるようになるでしょう。
*臭いの分断力
料理の香りやトイレの臭いなど、臭いは生活する中で必ず発生しますが、時に不快に感じるものです。
廊下があると、これらの臭いがリビングや寝室に直接流れることを防ぎます。
空気が絶えず流れることで、家全体の空気環境も良くなります。
*光熱費の効率化
廊下がある家は、それぞれの部屋がしっかりと仕切られています。
その結果、冷暖房の効率が良くなり、光熱費の節約が期待できるのです。
使わない部屋の冷暖房は避け、必要な空間だけを効率良く暖められます。
経済的にも、廊下のある家は魅力的な選択となるでしょう。
◻渡り廊下のない家の優れた点とは?
以下で、渡り廊下のない家のメリットも確認していきましょう。
1:部屋の広さ
廊下を設けずに全てを1つの大きな空間とすることで、リビングやダイニングが広々としたものとなります。
特に敷地面積が限られている場合、部屋を広くするためには廊下を省くという手段がおすすめです。
空間が広いと、家具の配置の自由度も高くなり、生活がより豊かになりますよ。
2:開放感の提供
家に入った瞬間から広がる開放的なリビングは、訪れる人々を心地よく迎え入れます。
閉鎖感を感じさせない設計は、明るくスタイリッシュな空間を演出できるでしょう。
家全体がひとつの大きな空間となることで、日常生活においても心地よい開放感を味わえます。
3:通気性の向上
廊下がない家は、通気性が良いと感じる傾向にあります。
扉で区切られた閉鎖的な空間が少ないため、湿気や料理の臭いがこもりにくくなるのです。
家全体の空気がスムーズに流れるので、快適な居住環境が手に入ります。
◻︎まとめ
渡り廊下のある家とない家、どちらにもそれぞれの魅力と利点があります。
音や臭いの遮断から光熱費の節約まで、渡り廊下のある家はプライバシーと快適性に優れています。
一方で、渡り廊下のない家は開放感と通気性、そして部屋の広さがメリットです。
この記事を参考に、ご自身にとって最適な住まいを選んでください。
小櫃 政史
投稿者
皆様こんにちは。
株式会社ビーエムプランニング代表の小櫃政史です。
地域密着で注文住宅の施工を秩父市にて手掛けている私たちが大切にしているのは、「家づくりはお客様目線に立ち、お客様と一緒に行う」というモットーです。
お客様と一緒に考え、お客様の話をしっかり聞いた上で将来のことまで考えたプランをご提案しております。
さらに、住まいの寿命を迎えるまでサポートし、お付き合いすることも私たちの役目です。
私自身は宅地建物取引士・2級建築士・一級建築施工管理技士の資格を取得しております。
同業他社の工務店様の見学会に加え、その他にも施工に関する講習会や設計に関する講習会などに定期的に参加しており、お客様の住宅に新しい技術を取り込めるよう会社を挙げて取り組んでおります。
趣味はアウトドアとゴルフで、私にとって英気を養う大切な時間です。
これらの趣味を通じて、仕事とプライベートのバランスを保ち、常に前向きな姿勢で仕事に取り組んでいます。
これまでの経験と知識を活かし、お客様に最高のお住まいを提供できるよう努めてまいります。
今後とも格別のご支援とご愛好を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。