耐震の家を建てるなら知っておきたい!耐震等級の選び方と地震に強い家のつくり方

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耐震の家を建てるなら知っておきたい!耐震等級の選び方と地震に強い家のつくり方

耐震の家を建てるなら知っておきたい!耐震等級の選び方と地震に強い家のつくり方

2024/09/16

地震大国日本では、家を建てる際に耐震性は重要な要素です。
地震に強い家を建てたいと考える方は多いですが、耐震等級や構造の違いが分からず、どのレベルの家を建てればいいか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
この記事では、耐震等級、構造、地盤改良、基礎など、地震に強い家を建てるために知っておくべき情報を網羅し、安心して注文住宅を建てられるようにサポートします。

□耐震等級を理解して、地震に強い家づくりを始めよう

地震に強い家づくりにおいて、まず知っておくべきなのが「耐震等級」です。
耐震等級は、建物の地震に対する強度を示す指標であり、3段階のランクに分けられます。

1: 耐震等級1
建築基準法で定められている最低限の耐震性能を満たす水準です。
震度6強~7程度の地震が起きても倒壊・崩壊しない強度を備えています。

2: 耐震等級2
耐震等級1の1.25倍の地震に耐えられる強度です。
一般的な住宅の場合、等級2以上から「長期優良住宅」として認定されます。

3: 耐震等級3
耐震等級1の1.5倍の地震に耐えられる強度で最高等級です。
耐震等級は、建物の耐震性能を客観的に評価できる指標として幅広く用いられています。

□耐震等級と地震に強い家のつくり方

耐震等級は、建物の地震に対する強さを示す指標ですが、地震に強い家を建てるためには、耐震等級以外にも様々な要素を考慮する必要があります。

1: 耐震構造
建物自体を頑丈にすることで、地震の揺れに耐える構造です。
柱や梁、主要な壁や床を固くつなげて、強い揺れが来ても建物の構造自体で耐えられるようにします。

2: 制震構造
壁の中などに組み込んだダンパーなどの制振装置によって、建物の揺れを吸収する構造です。
地震の揺れを吸収することで、建物の損傷ダメージを軽減する効果があります。

3: 免震構造
建物と地面(基礎)の間に免震装置を設置し、地震の揺れを建物に伝えにくくする構造です。
地面と建物とが切り離されているため、建物内にいるときに地震が来ても、室内で揺れを感じにくく、家具が倒れにくいとされています。

4: 地盤改良
地盤が軟弱な場合は、地盤改良を行うことで、建物の安定性を高めることができます。
地盤改良には、柱状改良工法、表層改良工法、鋼管杭工法などがあります。

5: 基礎
基礎は、建物を支える土台です。
基礎には、布基礎とベタ基礎があります。
布基礎は、立ち上がり部分で建物を支える構造で、ベタ基礎は、床と立ち上がり部分を一体化して支える構造です。
地盤の状態や建物の規模によって適切な基礎を選びましょう。

□まとめ

地震に強い家を建てるためには、耐震等級、耐震構造、制震構造、免震構造、地盤改良、基礎など、様々な要素を総合的に検討する必要があります。
信頼できる施工業者に相談し、自分のニーズに合った地震対策を講じることで、安心して住める家を実現することができます。
 

小櫃 政史
投稿者

皆様こんにちは。
株式会社ビーエムプランニング代表の小櫃政史です。
地域密着で注文住宅の施工を秩父市にて手掛けている私たちが大切にしているのは、「家づくりはお客様目線に立ち、お客様と一緒に行う」というモットーです。
お客様と一緒に考え、お客様の話をしっかり聞いた上で将来のことまで考えたプランをご提案しております。
さらに、住まいの寿命を迎えるまでサポートし、お付き合いすることも私たちの役目です。

私自身は宅地建物取引士・2級建築士・一級建築施工管理技士の資格を取得しております。
同業他社の工務店様の見学会に加え、その他にも施工に関する講習会や設計に関する講習会などに定期的に参加しており、お客様の住宅に新しい技術を取り込めるよう会社を挙げて取り組んでおります。

趣味はアウトドアとゴルフで、私にとって英気を養う大切な時間です。
これらの趣味を通じて、仕事とプライベートのバランスを保ち、常に前向きな姿勢で仕事に取り組んでいます。

これまでの経験と知識を活かし、お客様に最高のお住まいを提供できるよう努めてまいります。
今後とも格別のご支援とご愛好を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

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