注文住宅の購入をお考えの方へ!間取りの動線について解説します
2021/05/10
注文住宅の間取りを決める上で、動線を考慮することはとても重要です。
動線を意識した間取りでないと、住み始めてから過ごしにくいと感じてしまうでしょう。
そこでこの記事では注文住宅の購入をお考えの方へ、間取りの動線について解説します。
□家事動線のポイントについて
動線を考える際は、家事動線を無駄のないものにしましょう。
家事は毎日行いますから、家事動線が意識できていない間取りだと、負担が大きくなってしまいます。
ここでは、家事動線のポイントについて解説します。
1つ目のポイントは、掃除を時短できる間取りにすることです。
掃除に費やす時間を少なくするポイントは、日頃から使ったものを収納場所に戻す癖をつけておくことではないでしょうか。
その際、収納場所が近ければ片付けも楽になります。
収納の位置と出し入れのしやすさを工夫することで、掃除の時短が可能になるでしょう。
2つ目のポイントは、キッチン周りの間取りを工夫することです。
広いキッチンを持つことを理想とする方もいらっしゃると思いますが、動線が考えられた間取りでないと、無駄に移動量が増えることになります。
ご自身が使いやすいように、コンロとシンクの距離や冷蔵庫の位置を工夫するとよいでしょう。
また、食卓もキッチンから近くにしておくことで、配膳と片付けが楽になります。
□家事動線の失敗例について
上記で家事動線を考える際のポイントについて紹介しました。
では、家事動線を意識できていないとどうなるのでしょうか。
ここでは、間取りを失敗したために家事の負担が大きくなってしまった例をいくつか紹介します。
1つ目は、洗濯に関する家事動線です。
洗濯は主に、洗う、干す、畳む、片付ける、という4つの工程があります。
洗濯機の場所を1階にして、干す場所を2階にする方がよくいらっしゃいますが、洗濯から干すまでの移動距離が長くなってしまいます。
洗い場と干し場はできるだけ近くにすると負担を減らせるでしょう。
2つ目は、コンセントの数や位置です。
よくあるのがキッチンでのコンセントの数の問題や、掃除機をかけたいけどコードの長さが足りなくて掃除できないというケースです。
特に、キッチンは使用する電化製品も多いと思うので、数には余裕を持たせるようにしてください。
□まとめ
今回の記事では、家事動線のポイントとその失敗例について解説しました。
家事動線を意識した間取りにするだけで、暮らしやすさが大きく変わります。
間取りを工夫して、省ける家事負担はできるだけ省くようにしましょう。
小櫃 政史
投稿者
皆様こんにちは。
株式会社ビーエムプランニング代表の小櫃政史です。
地域密着で注文住宅の施工を秩父市にて手掛けている私たちが大切にしているのは、「家づくりはお客様目線に立ち、お客様と一緒に行う」というモットーです。
お客様と一緒に考え、お客様の話をしっかり聞いた上で将来のことまで考えたプランをご提案しております。
さらに、住まいの寿命を迎えるまでサポートし、お付き合いすることも私たちの役目です。
私自身は宅地建物取引士・2級建築士・一級建築施工管理技士の資格を取得しております。
同業他社の工務店様の見学会に加え、その他にも施工に関する講習会や設計に関する講習会などに定期的に参加しており、お客様の住宅に新しい技術を取り込めるよう会社を挙げて取り組んでおります。
趣味はアウトドアとゴルフで、私にとって英気を養う大切な時間です。
これらの趣味を通じて、仕事とプライベートのバランスを保ち、常に前向きな姿勢で仕事に取り組んでいます。
これまでの経験と知識を活かし、お客様に最高のお住まいを提供できるよう努めてまいります。
今後とも格別のご支援とご愛好を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。