注文住宅をご検討の方必見!シロアリ対策について解説します!
2021/05/26
シロアリの被害でお悩みの方はいらっしゃるでしょうか。
対策したいと思っても、あまり目にすることもないですし、対策しにくいと思います。
そこでこの記事では注文住宅の購入を検討されている方に向けて、シロアリ対策についてご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
□シロアリの特徴と種類について
みなさんはシロアリがどんな虫であるかご存知でしょうか。
木造住宅に被害を及ぼす虫であるというイメージがあると思います。
ここでは、シロアリの特徴とその種類についてご紹介します。
シロアリは主に木を主食とする昆虫です。
普段私たちが目にする機会がない理由は、シロアリが光を嫌う性質を持つためです。
しかしながら、シロアリは世界で最も生息数が多い昆虫であるといわれています。
日本に生息していて住宅に被害をもたらす種類のシロアリは、土壌性シロアリのヤマトシロアリ、イエシロアリ、乾材シロアリのアメリカカンザイシロアリ、ダイコクシロアリの4種です。
土壌性シロアリと乾材シロアリでは侵入経路や特徴が異なるので、同じ対策措置では防ぐのが難しいという難点があります。
□シロアリへの対策について
ではシロアリへの対策は具体的にどのようなことをすればよいのでしょうか。
この項目では、シロアリへの対策を住宅の構造の点からいくつかご紹介します。
1つ目は、床下を点検しやすいつくりにすることです。
床下は比較的シロアリの被害を受けやすい場所です。
床下に潜るための点検口を設けて、シロアリが通る蟻道がないか定期的に点検することが重要です。
できるだけ床下に高さを確保しておけば、床下全体を余すことなく点検できます。
2つ目は、基礎の外側も点検できるようにすることです。
住宅に隣接して物置やウッドデッキを設けていると、基礎の立ち上がり部分が隠れて蟻道があるのか確認しづらくなります。
もちろん物置やウッドデッキを設けることのメリットもありますが、シロアリ対策の観点からすると、設置は避けたほうがよいでしょう。
3つ目は、基礎断熱工法を採用しないことです。
基礎の立ち上がりに断熱材を貼り付けるこの工法では、断熱材と基礎との間にできる蟻道を見落としやすくなります。
せっかく点検しやすいつくりにしても隠れて見えないようでは効果がありませんね。
シロアリへの対策をしっかりとしたい方はこれらを参考にしてみてください。
□まとめ
今回は住宅でのシロアリ被害にお悩みの方へ、シロアリ対策についてご紹介しました。
気づいたころには大きな被害を受けていたということがないように、しっかりと対策が必要ですね。
注文住宅づくりでご不明な点がございましたらお気軽に当社までご連絡ください。