注文住宅をお考えの方必見!定期点検について解説します
2021/06/11
「注文住宅はどのくらいの期間で点検したら良いのだろう」
「住宅を点検する際はどこに注意すべきなのだろうか」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
マンションやアパートと異なり、一戸建ては自分たちで建物を点検する必要があります。
そこで今回は、注文住宅の定期点検について紹介します。
□住宅を点検するタイミングは?
施工会社によっては、築5年で建物が傾き始めたり、天井に雨漏りが起きていたりする場合があります。
よって、住宅の基本構造部分の点検は、5年ごとに行うようにしましょう。
もしその点検のタイミングで欠陥が見つかれば、無料で補修を依頼できます。
新築住宅購入時の決まりとして、主要構造部分に欠陥が見つかった場合、築年数が10年以内であれば売主が補修費を負担するルールがあるからです。
しかし、この10年間の無料補修工事保証は、住居者が必要なメンテナンスを怠ったと判断された場合、適用されません。
築5年以内に建物に不備が見つかった場合は建設時の欠陥と見なされるものの、それ以降はメンテナンスの有無によって保証が受けられるか決まります。
無料保証の権利をスムーズに受けるためにも、5年以内に第三者から点検をしてもらうようにしましょう。
□定期点検のチェックポイントは?
定期点検は施工会社によって行われますが、その際に自分も当事者として一緒に確認すれば、より細かく建物の状況を理解できますよね。
そこでこの章では、定期点検時のチェックポイントについて紹介します。
まず1つ目は、柱や床に使用する木材の歪みです。
一般的に建物の構造部分の欠陥が多いのは、金属よりも木材を用いている箇所です。
木材は2年ほどで固定されると言われているため、もし築年数が2年を過ぎて木材が歪んでいる場合は、自然に改善する見込みは少ないでしょう。
柱の歪みを放っておくと細部にまで悪影響が及ぶ可能性もあるので、気をつけてください。
次に2つ目は、水回りの構造部分です。
食器洗浄機やトイレは10年使用するとトラブルが起こりやすいと言われています。
そのため、10年を区切りにして必ず確認してもらうようにしましょう。
水回りの故障は、床やインテリアにも被害が及びます。
そのため、多少費用がかかってもきちんと点検してもらうようにしてください。
□まとめ
今回は、住宅を定期点検するタイミングや点検時にチェックするポイントを紹介しました。
注文住宅の購入を検討している方はぜひ参考にしてください。
小櫃 政史
投稿者
皆様こんにちは。
株式会社ビーエムプランニング代表の小櫃政史です。
地域密着で注文住宅の施工を秩父市にて手掛けている私たちが大切にしているのは、「家づくりはお客様目線に立ち、お客様と一緒に行う」というモットーです。
お客様と一緒に考え、お客様の話をしっかり聞いた上で将来のことまで考えたプランをご提案しております。
さらに、住まいの寿命を迎えるまでサポートし、お付き合いすることも私たちの役目です。
私自身は宅地建物取引士・2級建築士・一級建築施工管理技士の資格を取得しております。
同業他社の工務店様の見学会に加え、その他にも施工に関する講習会や設計に関する講習会などに定期的に参加しており、お客様の住宅に新しい技術を取り込めるよう会社を挙げて取り組んでおります。
趣味はアウトドアとゴルフで、私にとって英気を養う大切な時間です。
これらの趣味を通じて、仕事とプライベートのバランスを保ち、常に前向きな姿勢で仕事に取り組んでいます。
これまでの経験と知識を活かし、お客様に最高のお住まいを提供できるよう努めてまいります。
今後とも格別のご支援とご愛好を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。