自然素材で住宅を建てるとどうなる?無垢材の特徴とメンテナンス方法を紹介します!
2021/09/17
自然素材で注文住宅を建てたいと考えているが、どのような素材の木材を選ぶべきかわからないという方もいらっしゃいますよね。
そこで、この記事では木材の種類と、無垢材のメンテナンス方法を紹介します。
ぜひ参考にしてください。
□住宅に使われる木の素材を紹介します
木には針葉樹と広葉樹の2種類があります。
木材にした時の雰囲気はもちろん、機能性や価格も異なるので、それぞれの特徴から紹介します。
まず、針葉樹です。
葉が針のように細くとがっており、スギやヒノキ、パインなどが当てはまります。
針葉樹の幹は上に真っすぐ成長していくので加工がしやすく、フローリングなどに使われる長い板が取りやすいという特徴があります。
さらに、英語ではソフトウッドと表現されるほど軽くて柔らかいものが多いことも、加工のしやすさに関係しています。
冬でも冷たくならず、素足で触れたときの心地よさが魅力なので、靴を脱いで生活する日本に特に適した素材だといえます。
続いて広葉樹です。
葉が広く平べったい形状になっており、オークやメープル、ウォールナットが当てはまります。
幹が枝分かれしながら横へ横へと広がっていくものが多いという特徴があります。
英語でハードウッドと表現されるように、密度が高いため重く、硬さもあり丈夫だという特徴があります。
特に、靴を履いたまま生活をする欧米では、フローリングに広葉樹を広く採用しているケースが多いです。
このように、針葉樹と広葉樹で硬さや重量が異なるため、生活のスタイルや求めるイメージに合わせて素材を選ぶことが大切です。
□無垢材のメンテナンス方法とは?
無垢材と聞くと、経年変化が美しいがメンテナンスが大変なのではないか、と思う方も多いでしょう。
そこで、無垢材のメンテナンス方法をご紹介します。
まずは、浸透系塗料の場合です。
自然オイル仕上げやワックス仕上げの浸透系塗料は、経年で油分が失われてしまいます。
そのため、年に一度を目安に生活動線や水回りなどの再塗装を行うのがおすすめです。
張り替えが必要となる複合フローリングとは異なり、汚れや傷がついたときには、該当部分だけを削って再塗装を行うだけで補修が完了するので手入れがしやすいです。
続いて、造膜系塗料の場合です。
この場合は、木材の表面がウレタン塗料などで保護されているので、基本的に再塗装を行なう必要はありません。
特別な手入れをせずとも、日々の掃除だけで美しさを保てます。
□まとめ
この記事では木材の種類と、無垢材のメンテナンス方法を紹介しました。
針葉樹と広葉樹で様々な違いがあり、採用するシチュエーションや仕上がりのイメージに合わせて選ぶことが大切だということがお分かりいただけたかと思います。
自然素材の住宅をご検討中の方はぜひ一度当社にご相談ください。