光熱費のかからない家のポイントとは?断熱についての考え方をご紹介します!
2022/06/23
光熱費をできるだけ抑えたマイホームにしたい、とお考えの方はいらっしゃいませんか。
毎年必要な光熱費を抑えるには、家づくりの設計が特に重要な決め手となってきます。
そこで今回は、光熱費のかからない家にするためのポイントをご紹介します。
□光熱費のかからない家の条件
光熱費がかかりにくい家とはどういった家でしょうか。
一年の中でも光熱費が特にかかるのは、夏や冬で冷暖房を稼働させるタイミングです。
つまり、冷暖房があまり必要ない家が光熱費を抑えるために必要な条件となります。
そして冷暖房の使用回数を減らすためには、家の「断熱性」が重要になってきます。
断熱性とは、家から外に熱を逃がしにくく、家の中に熱を入りにくくする性質です。
断熱性が高いと、寒い冬でも外の気温に影響されて室温が下がりにくくなり、暑い夏でも外の熱気が入り込みにくくなります。
また湿気対策にもなるので、梅雨のジメジメした時期を見据えても断熱性を高めておきましょう。
断熱性を高める設備の導入には多少お金がかかりますが、長く住むことを考えると光熱費を節約でカバーできるので、長期的にはお得になります。
□断熱性を高める2種類の方法
光熱費対策における断熱性の重要性は解説しましたが、ここからは具体的にどういった断熱方法があるのかをご紹介します。
断熱方法には、内断熱と外断熱の2種類があるので順に解説します。
*内断熱
柱と柱の壁に断熱材を入れて、家の内部の断熱性能を高める方法です。
断熱材の種類が豊富な上、コストが安く簡単に取り入れられることが大きなメリットです。
ただし、壁にしか断熱材が入っていないので隙間から熱が逃げてしまうこともあり、隙間から露が発生するリスクもあります。
*外断熱
外断熱は、建物全体を外から断熱材で覆い、家の断熱性能を漏れなく高める方法です。
全体を覆うため、内断熱よりもさらに断熱効果が期待でき、気密性の高い家づくりができます。
結露が発生するという問題も解決しているので、より安心して使える断熱方法です。
ただし、工事が大掛かりになってしまい、コストも高めであることには注意しましょう。
□まとめ
今回は、光熱費を抑えるための断熱性と、2種類の断熱方法についてご紹介しました。
内断熱と外断熱はそれぞれコストや性能が異なるので、無理せずにご自身に合ったものを選びましょう。
迷ったら施工会社に相談してみるのもおすすめです。
家づくりに関するお悩みをお持ちの方は、ぜひ当社にお気軽にご相談ください。
小櫃 政史
投稿者
皆様こんにちは。
株式会社ビーエムプランニング代表の小櫃政史です。
地域密着で注文住宅の施工を秩父市にて手掛けている私たちが大切にしているのは、「家づくりはお客様目線に立ち、お客様と一緒に行う」というモットーです。
お客様と一緒に考え、お客様の話をしっかり聞いた上で将来のことまで考えたプランをご提案しております。
さらに、住まいの寿命を迎えるまでサポートし、お付き合いすることも私たちの役目です。
私自身は宅地建物取引士・2級建築士・一級建築施工管理技士の資格を取得しております。
同業他社の工務店様の見学会に加え、その他にも施工に関する講習会や設計に関する講習会などに定期的に参加しており、お客様の住宅に新しい技術を取り込めるよう会社を挙げて取り組んでおります。
趣味はアウトドアとゴルフで、私にとって英気を養う大切な時間です。
これらの趣味を通じて、仕事とプライベートのバランスを保ち、常に前向きな姿勢で仕事に取り組んでいます。
これまでの経験と知識を活かし、お客様に最高のお住まいを提供できるよう努めてまいります。
今後とも格別のご支援とご愛好を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。