住宅ローンの目安はどのくらい?世帯年収や返済額から借入額の考え方を解説します!
2022/09/09
マイホームをお考えの方で、住宅ローンはどの程度にすれば良いのか不安に感じているかたはいらっしゃいませんか。
家になるべくお金はかけたいですが、無理なローンを組んで生活に支障をきたしては元も子もありません。
そこで今回は、世帯年収をもとにした住宅ローンの目安を紹介します。
□住宅ローンの借入額はどのくらい?
住宅ローンの借入額を考える際に、年収を参考にして決める方がほとんどだと思います。
では、具体的には年収の何倍程度のローンを組めば良いのでしょうか。
住宅金融支援機構の「2019年度 フラット35利用者調査」によると、注文住宅の住宅ローンの年収倍率は6.5倍、土地付注文住宅の住宅ローンの年収倍率は7.3倍でした。
これは、住宅ローンの借入額は、年収の6~7倍が一般的な目安であるという結果を示しています。
ただし、必ずしも年収の6~7倍にすべきというわけではありません。
もちろん出費は少ないに越したことはないですし、逆に家への要望を積み重ねていった結果少々多くなってしまう可能性もあります。
無理なく返済ができる範囲はそれぞれの家庭によって異なるので、理想の借入額は一概には決定できません。
6~7倍という数値はあくまでも目安として考える程度にとどめておきましょう。
□月々の返済額をもとにした借入額の考え方
先ほどは年収の倍率から借入額を考えましたが、月々の返済額がいくらになるかを考えることも重要です。
例えば、2500万円借り入るローンを組んだ場合の月々の返済額は7~8万円程度、4000万円借り入るローンを組んだ場合の月々の返済額11~12万円程度、5000万円借り入るローンを組んだ場合の月々の返済額は15~16万円程度が目安です。
また、ローンの返済期間を調整することで、毎月の返済額をある程度調整することもできます。
ローンの支払いの他にも、家や土地への固定資産税及び都市計画税もかかります。
さらに、家の修繕費用も積み立てておくことも考えなければいけません。
月々の収入から生活費やこれらの費用を差し引いて、毎月いくらローンの返済ができるかを計算しましょう。
カツカツにせず、余裕のある返済計画を立てるのがローンで失敗しないための重要なポイントです。
□まとめ
今回は、住宅ローンの借入額の考え方について紹介しました。
収入から支出を引いて、住宅ローン返済に回せるお金を正確に算出しておくことで無理のない返済計画を実現できます。
注文住宅をお考えの方は、お気軽に当社にご相談ください。
小櫃 政史
投稿者
皆様こんにちは。
株式会社ビーエムプランニング代表の小櫃政史です。
地域密着で注文住宅の施工を秩父市にて手掛けている私たちが大切にしているのは、「家づくりはお客様目線に立ち、お客様と一緒に行う」というモットーです。
お客様と一緒に考え、お客様の話をしっかり聞いた上で将来のことまで考えたプランをご提案しております。
さらに、住まいの寿命を迎えるまでサポートし、お付き合いすることも私たちの役目です。
私自身は宅地建物取引士・2級建築士・一級建築施工管理技士の資格を取得しております。
同業他社の工務店様の見学会に加え、その他にも施工に関する講習会や設計に関する講習会などに定期的に参加しており、お客様の住宅に新しい技術を取り込めるよう会社を挙げて取り組んでおります。
趣味はアウトドアとゴルフで、私にとって英気を養う大切な時間です。
これらの趣味を通じて、仕事とプライベートのバランスを保ち、常に前向きな姿勢で仕事に取り組んでいます。
これまでの経験と知識を活かし、お客様に最高のお住まいを提供できるよう努めてまいります。
今後とも格別のご支援とご愛好を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。